ゼッタイになりたくない病気と医療について書いています

パーキンソン病

【 投稿日時:2017-06-28 11:21:26

珍しい病気のように思われていましたが、最近では患者が増え、決して他人ごととは言えない状況になってきているのがパーキンソン病です。

この病気になると、手足のふるえや歩きにくさなどといった身体的症状がでてきます。CT検査などを行っても異常が見つからず、薬の副作用などとも見分けがつかない場合が多いのですが、進行してしまうとまともに動くことができなくなってしまい、いわゆる「寝たきり」状態になってしまうのだそうです。

50代~70代くらいで発症する方が多いようなのですが、40代でも発症した事例があるなど、決して「高齢者の病気」とは言えないのが現状です。早期発見と治療により症状の進行を遅らせ、緩和することはできますが、完全治療は現時点ではできないそうです。脳手術治療もありますが、基本的にはずっと薬とリハビリの生活が待っていることになります。

だんだん動けなくなっていく、というのは想像するだけでもつらそうですね。しかも、身体の震えや動きの鈍りだけではなく、気分の落ち込みや匂いを感じなくなることによる味覚の鈍化、睡眠時の異常な行動といった症状も出るそうです。若いうちから発症する人には遺伝子異常があるとの報告もありますので、自分は大丈夫と思っているとある日突然……といったこともありえるのがこわいところですね。

パーキンソン病の原因は脳内のドーパミン不足です。ドーパミンを補う治療をする必要があります。診察を受ける場合は脳神経外科ではなく神経内科が専門になりますので、疑わしいと思ったら早めに神経内科の専門医にかかる必要があります。

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